カシス|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

漿果類2/11

世界樹の書庫 くだもの図鑑

カシス

カシス(Blackcurrant)の姿と断面

黒スグリとも呼ばれる小さな黒い実で、強い酸味と独特の芳香があります。アントシアニンを豊富に含み、ジャム、ジュース、リキュール(クレーム・ド・カシス)に加工されます。

カシスの基本データ

分類スグリ科 スグリ属 (漿果類)
学名Ribes nigrum
英名Blackcurrant
原産地ヨーロッパ〜北アジア
糖度の目安12〜15度(ふつう)
酸度の目安2.5〜3.5%(とても強い)
7月
主な産地青森(国内生産の大半)

カシスの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

カシスがもっともおいしい時期は7月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

カシスの歴史と名前の由来

ヨーロッパ北部から北アジアにかけて自生するスグリの仲間で、16〜17世紀頃から薬用として栽培されるようになりました。フランスのブルゴーニュ地方ディジョンのリキュールが世界的に有名です。日本には明治初期に伝わり、1960年代から青森県で本格的な栽培が始まって、国内有数の産地になりました。

カシスの主な産地

青森県が国内生産の大半を占めます。世界ではロシア、ポーランド、ウクライナなどが主産地です。

カシスの主な品種

  • ブラックカラント 一般的な黒い品種群
  • レッドカラント 赤い実のフサスグリ。ケーキの飾りなどに
  • ホワイトカラント レッドカラントの変種で実が白い

おいしいカシスの選び方

粒が黒く、張りがあるもの。

カシスの保存方法

傷みやすいので冷蔵してすぐに使う。冷凍保存に向く。

カシスの主な栄養成分

アントシアニンビタミンCカリウム

カシスの各国語の名前

cassis(仏)・schwarze Johannisbeere(独)・ribes nero(伊)・grosella negra(西)・黑加仑(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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