あんず(杏)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

核果類1/8

世界樹の書庫 くだもの図鑑

あんず

あんず(Apricot)の姿と断面

酸味が強めで、生食よりもジャムや干しあんず、シロップ漬けに向く品種が多い果物。種の中の仁は「杏仁」として利用されます。

あんずの基本データ

分類バラ科 サクラ属 (核果類)
学名Prunus armeniaca
英名Apricot
原産地中国東部〜中央アジア
糖度の目安8〜13度(ふつう)
酸度の目安1.5〜2.5%(強い)
6月・7月
主な産地青森・長野

あんずの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

あんずがもっともおいしい時期は6月・7月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

あんずの歴史と名前の由来

中国では4000年以上前から栽培され、日本にも古い時代に伝わりました。古名は「カラモモ(唐桃)」です。種の中の仁は「杏仁」として咳止めの生薬や杏仁豆腐に使われます。英語のapricotは、ラテン語で「早熟の」を意味する言葉が語源とされています。長野県千曲市の森あんず、青森県南部町のあんずは古くからの産地です。

あんずの主な産地

青森・長野の2県で国内のほとんどを占めます。世界ではトルコが最大の産地で、ウズベキスタン、イラン、アルジェリアが続きます。

あんずの主な品種

  • 信州大実 長野県の大粒品種。加工向き
  • 平和 甘酸のバランスがよい中生種
  • ハーコット 甘みが強く生食に向く

おいしいあんずの選び方

オレンジ色が濃く、香りのよいもの。

あんずの保存方法

非常に日持ちしないので、購入したらすぐ食べるか加工する。

あんずの主な栄養成分

β-カロテンカリウム

あんずの各国語の名前

abricot(仏)・Aprikose(独)・albicocca(伊)・albaricoque(西)・杏(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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