ゆず(柚子)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

柑橘類20/22

世界樹の書庫 くだもの図鑑

ゆず

ゆず(Yuzu)の姿と断面

果汁よりも皮の香りを楽しむ香酸柑橘。高知県が全国の約半分を生産します。夏は未熟な「青ゆず」、秋冬は黄色く熟した「黄ゆず」が出回ります。

ゆずの基本データ

分類ミカン科 ミカン属 (柑橘類)
学名Citrus junos
英名Yuzu
原産地中国・長江上流域
糖度の目安7〜10度(控えめ)
酸度の目安4〜5.5%(とても強い)
11月・12月
主な産地高知・徳島・愛媛

ゆずの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

ゆずがもっともおいしい時期は11月・12月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

ゆずの歴史と名前の由来

奈良時代頃に中国から伝わったとされ、古くは「柚(ゆ)」と呼ばれ、酢の代わりに使う実として「柚酢(ゆず)」になったといわれます。寒さに強く日本各地に根づき、冬至の柚子湯や柚子味噌など暮らしに溶け込んできました。近年は香りのよさがフランスなど海外の料理人にも注目され、「YUZU」として輸出も増えています。

ゆずの主な産地

高知県が国内の約5割を占め、徳島・愛媛が続きます。高知県の馬路村は柚子の加工品で村おこしをしたことで知られます。中国や韓国でも栽培されます。

ゆずの主な品種

  • 本ゆず 一般的なゆず。香りが強い
  • 花ゆず 小ぶりで香りのよい「一才ゆず」
  • 獅子ゆず 名前にゆずとつくが、実は文旦の仲間。非常に大きい

おいしいゆずの選び方

皮にツヤがあり、香りが強いもの。

ゆずの保存方法

ポリ袋に入れて冷蔵。皮や果汁は冷凍しておくと長く使える。

ゆずの主な栄養成分

ビタミンC(皮に多い)クエン酸

ゆずの各国語の名前

yuzu(仏・英・独)・香橙(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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