アボカド|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

熱帯果実2/17

世界樹の書庫 くだもの図鑑

アボカド

アボカド(Avocado)の姿と断面

脂質が多く「森のバター」と呼ばれる果物。甘みや酸味はほとんどなく、料理の食材として使われます。脂質の多くはオレイン酸などの不飽和脂肪酸です。

アボカドの基本データ

分類クスノキ科 ワニナシ属 (熱帯果実)
学名Persea americana
英名Avocado
原産地中南米(メキシコ〜グアテマラ)
糖度の目安目安なし
酸度の目安目安なし
国産はほぼ流通しない
主な産地輸入(メキシコ・ペルー)

糖分・酸味がごく少ないため、糖度・酸度は通常の目安になりません(脂質は約15〜20%)。

アボカドの旬はいつ?

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斜線=輸入品が出回る時期

アボカドは国産がほとんど流通せず、輸入品が一年を通して出回ります。

アボカドの歴史と名前の由来

中米では1万年近く前から食べられていたとされ、アステカの言葉「アワカトル」が名前の語源です。メキシコ系・グアテマラ系・西インド諸島系の3系統があり、現在の主力「ハス」は1920年代にカリフォルニアの郵便局員ルドルフ・ハスの庭で見つかった実生です。日本では1990年代以降、サラダや寿司ネタとして一気に普及しました。

アボカドの主な産地

国産はごく少量(和歌山・愛媛・鹿児島など)。世界ではメキシコが約3割を占め、コロンビア、ペルー、インドネシアが続きます。輸入品の大半はメキシコ産です。

アボカドの主な品種

  • ハス 輸入品のほとんどを占める品種。熟すと皮が黒くなる
  • ベーコン 皮が緑色のまま熟す。あっさりした味
  • フェルテ 皮が緑色で、なめらかな果肉

おいしいアボカドの選び方

ハスは皮が黒緑色になり、軽く押して弾力があれば食べ頃。ヘタが浮いているものは避ける。

アボカドの保存方法

硬ければ常温で追熟し、熟したら冷蔵。切り口にはレモン汁をかけて変色を防ぐ。

アボカドの主な栄養成分

脂質(オレイン酸)ビタミンEカリウム

アボカドの各国語の名前

avocat(仏)・Avocado(独)・avocado(伊)・aguacate(西)・牛油果(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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