ポンカン(椪柑)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

柑橘類19/22

世界樹の書庫 くだもの図鑑

ポンカン

ポンカン(Ponkan mandarin)の姿と断面

香りが非常に強く、皮がむきやすい柑橘。果肉は柔らかくジューシーで、酸味が少なく甘みが濃いのが特徴です。ヘタの周りが少し盛り上がった形のものが多く見られます。

ポンカンの基本データ

分類ミカン科 ミカン属 (柑橘類)
学名Citrus reticulata
英名Ponkan mandarin
原産地インド北東部
糖度の目安11〜13度(ふつう)
酸度の目安0.6〜1%(しっかり)
1月
主な産地愛媛・鹿児島・高知

ポンカンの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

ポンカンがもっともおいしい時期は1月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

ポンカンの歴史と名前の由来

インドのアッサム地方で生まれ、中国南部や台湾で広く栽培されてきました。「ポン」はインドの地名プーナ(Poona)に由来し、「カン」は柑橘を意味するといわれます。日本には1896年に台湾から導入され、鹿児島県などで栽培が始まりました。「不知火(デコポン)」や「はるみ」の親としても知られています。

ポンカンの主な産地

愛媛県と鹿児島県が主産地で、高知・宮崎・熊本が続きます。海外では中国南部や台湾などで栽培されています。

ポンカンの主な品種

  • 太田ポンカン 静岡県で見つかった早生系。12月頃から出回る
  • 吉田ポンカン 甘みが強い高しょう系の代表品種
  • 今津ポンカン 低しょう系で扁平な形

おいしいポンカンの選び方

ずっしり重く、皮にツヤがあるもの。皮が浮いたものは避ける。

ポンカンの保存方法

風通しのよい冷暗所で保存。

ポンカンの主な栄養成分

ビタミンCβ-クリプトキサンチン

ポンカンの各国語の名前

ponkan(英・仏)・椪柑(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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