ブルーベリー|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

漿果類9/11

世界樹の書庫 くだもの図鑑

ブルーベリー

ブルーベリー(Blueberry)の姿と断面

アントシアニンを豊富に含む小果実。寒冷地向きのハイブッシュ系と、温暖地向きのラビットアイ系に大きく分かれます。

ブルーベリーの基本データ

分類ツツジ科 スノキ属 (漿果類)
学名Vaccinium spp.
英名Blueberry
原産地北アメリカ
糖度の目安10〜15度(ふつう)
酸度の目安0.3〜1.2%(穏やか)
7月・8月
主な産地長野・茨城・東京

ブルーベリーの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産) 斜線=輸入品が出回る時期

ブルーベリーがもっともおいしい時期は7月・8月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

ブルーベリーの歴史と名前の由来

北米の先住民が古くから野生の実を食べていたもので、本格的な栽培化は20世紀初めです。1908年頃からアメリカ農務省のコビルらが野生種の改良を始め、ハイブッシュ系の品種が生まれました。日本には1951年に導入され、1970年代から長野県や東京都などで栽培が広がりました。目によいという評判から、1990年代以降に人気が急上昇しました。

ブルーベリーの主な産地

国内は長野・茨城・東京・群馬などで、観光農園も多い果物です。世界ではアメリカ、カナダ、ペルー、チリが主産地で、輸入品は季節ごとに産地が切り替わります。

ブルーベリーの品種(4品種)

ブルーベリーには多くの品種があります。交配親・糖度・酸味・旬を一覧にまとめました。

品種交配親糖度酸味特徴
デューク
でゅーく
11〜13度 ほどよい 6〜7月 ハイブッシュ系の早生品種。実が大きくそろい、甘みと酸味のバランスがよく、国内でも多く栽培されています。
ブルークロップ
ぶるーくろっぷ
10〜12度 しっかり 7月 ハイブッシュ系の代表的な品種で、世界的にも多く栽培されています。酸味がしっかりしていて、ジャムにも向きます。
ティフブルー
てぃふぶるー
12〜15度 少ない 8〜9月 ラビットアイ系の代表品種で、暑さに強く暖かい地域でも育ちます。熟すと甘みが強くなりますが、完熟前は酸味があります。
チャンドラー
ちゃんどらー
12〜14度 ほどよい 7〜8月 500円玉ほどにもなる極大粒のハイブッシュ系品種。果肉がしっかりして食べ応えがあり、観光農園でも人気です。

おいしいブルーベリーの選び方

ブルーム(白い粉)がしっかりついていて、粒に張りがあるもの。

ブルーベリーの保存方法

洗わずに冷蔵し、1週間以内に。冷凍保存にも向く。

ブルーベリーの主な栄養成分

アントシアニン食物繊維

ブルーベリーの各国語の名前

myrtille(仏)・Heidelbeere(独)・mirtillo(伊)・arándano(西)・蓝莓(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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