日向夏|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

柑橘類17/22

世界樹の書庫 くだもの図鑑

日向夏

日向夏(Hyuganatsu)の姿と断面

レモンのような黄色い柑橘で、ゆずに似たさわやかな香りがあります。りんごのように黄色い表皮だけを薄くむき、甘みのある白い内皮(アルベド)ごと切って食べるのが特徴です。

日向夏の基本データ

分類ミカン科 ミカン属 (柑橘類)
学名Citrus tamurana
英名Hyuganatsu
原産地日本(宮崎県)
糖度の目安9〜11度(ふつう)
酸度の目安1〜1.3%(しっかり)
3月・4月
主な産地宮崎・高知・愛媛

日向夏の旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

日向夏がもっともおいしい時期は3月・4月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

日向夏の歴史と名前の由来

1820年頃、宮崎市の真方安太郎の屋敷で偶然見つかった柑橘で、ゆずの突然変異とも考えられています。発見当初は酸味が強く食用に向かないとされましたが、栽培が進むにつれて評価が高まり、宮崎を代表する果物になりました。自分の花粉では実がつきにくいため、ほかの柑橘の花粉をつける人工授粉が行われます。

日向夏の主な産地

宮崎県が主産地で、高知県(土佐小夏)、愛媛県、静岡県でも栽培されます。

日向夏の主な品種

  • 日向夏 宮崎県での名前。ハウス物は12月から出回る
  • 小夏(土佐小夏) 高知県での呼び名
  • ニューサマーオレンジ 愛媛県・静岡県などでの呼び名

おいしい日向夏の選び方

皮にハリとツヤがあり、重いもの。

日向夏の保存方法

ポリ袋に入れて冷蔵。

日向夏の主な栄養成分

ビタミンC食物繊維(白い内皮)

日向夏の各国語の名前

Hyuganatsu/New Summer Orange(英)・日向夏(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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