ココナッツ(椰子の実)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

熱帯果実4/17

世界樹の書庫 くだもの図鑑

ココナッツ

ココナッツ(Coconut)の姿と断面

ココヤシの実で、若い実の中の透明な液体はココナッツウォーター、熟した実の白い胚乳は削ってココナッツミルクやフレーク、油の原料になります。フィリピン生まれのナタデココも、ココナッツ果汁を発酵させたものです。

ココナッツの基本データ

分類ヤシ科 ココヤシ属 (熱帯果実)
学名Cocos nucifera
英名Coconut
原産地マレー半島〜太平洋の島々(諸説あり)
糖度の目安4〜6度(控えめ)
酸度の目安0.05〜0.15%(ごく穏やか)
国産はほぼ流通しない
主な産地輸入(タイ・フィリピン・インドネシア)

糖度はココナッツウォーターの目安です。

ココナッツの旬はいつ?

123456789101112

斜線=輸入品が出回る時期

ココナッツは国産がほとんど流通せず、輸入品が一年を通して出回ります。

ココナッツの歴史と名前の由来

東南アジアから太平洋の島々にかけてが原産と考えられ、実は海流に乗って何千kmも流れ、漂着した浜で芽を出して分布を広げました。日本の浜辺に流れ着くヤシの実は、島崎藤村の詩「椰子の実」の題材にもなりました。熱帯の人々にとっては、食料・飲料・油・建材まで利用できる「生命の木」です。

ココナッツの主な産地

国産はありません。世界ではインドネシア、フィリピン、インドが主産地です。

ココナッツの主な品種

  • ヤングココナッツ 若い緑の実。果汁を飲む
  • 熟果(ブラウンココナッツ) 茶色く繊維に包まれた実。白い果肉を利用
  • 香り種(ナムホム) タイの品種。果汁に甘い香りがある

おいしいココナッツの選び方

振るとチャプチャプと水の音がし、ずっしり重いもの。

ココナッツの保存方法

丸ごとは冷暗所で。開けた果汁と果肉は冷蔵してすぐ使う。

ココナッツの主な栄養成分

カリウム(果汁)脂質(果肉)食物繊維

ココナッツの各国語の名前

noix de coco(仏)・Kokosnuss(独)・noce di cocco(伊)・coco(西)・椰子(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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