サルナシ(ベビーキウイ)(猿梨)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

山野の果実2/3

世界樹の書庫 くだもの図鑑

サルナシ(ベビーキウイ)

サルナシ(ベビーキウイ)(Hardy kiwi)の姿と断面

キウイフルーツの仲間で、長さ3cmほどの小さな実。皮に毛がなく、皮ごと丸ごと食べられます。追熟させると甘みが強くなり、キウイより糖度が高くなることもあります。

サルナシ(ベビーキウイ)の基本データ

分類マタタビ科 マタタビ属 (山野の果実)
学名Actinidia arguta
英名Hardy kiwi
原産地日本・朝鮮半島・中国・ロシア極東
糖度の目安15〜20度(高め)
酸度の目安0.8〜1.3%(しっかり)
9月・10月
主な産地岩手・山形・長野など

サルナシ(ベビーキウイ)の旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産) 斜線=輸入品が出回る時期

サルナシ(ベビーキウイ)がもっともおいしい時期は9月・10月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

サルナシ(ベビーキウイ)の歴史と名前の由来

日本各地の山地に自生するつる植物で、猿が好んで食べることから「猿梨」と呼ばれます。山で暮らす人々にとっては秋の貴重な果物で、果実酒にもされてきました。欧米でも寒さに強いキウイとして注目され、ニュージーランドやアメリカで改良されたものが「ベビーキウイ」「キウイベリー」の名で流通しています。

サルナシ(ベビーキウイ)の主な産地

岩手・山形・長野などで少量が栽培・採集されています。輸入品はニュージーランド産などがあります。

サルナシ(ベビーキウイ)の主な品種

  • 栽培系統 果実用に選抜された大粒の系統
  • 山採り 野山で採られる野生の実。果実酒にされることも
  • キウイベリー 海外で改良されたサルナシ系の果実の流通名

おいしいサルナシ(ベビーキウイ)の選び方

皮にハリがあり、軽く押して弾力があれば食べ頃。

サルナシ(ベビーキウイ)の保存方法

硬いものは常温で追熟し、柔らかくなったら冷蔵してすぐに食べる。

サルナシ(ベビーキウイ)の主な栄養成分

ビタミンC食物繊維アクチニジン(酵素)

サルナシ(ベビーキウイ)の各国語の名前

kiwaï(仏)・Kiwibeere(独)・软枣猕猴桃(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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