やまもも(山桃)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

山野の果実3/3

世界樹の書庫 くだもの図鑑

やまもも

やまもも(Chinese bayberry)の姿と断面

表面に粒々がある赤紫色の丸い実で、甘酸っぱく松やにのような独特の香りがあります。収穫後すぐに傷むため「幻の果物」とも呼ばれ、生で食べられるのは産地周辺の旬の短い時期に限られます。

やまももの基本データ

分類ヤマモモ科 ヤマモモ属 (山野の果実)
学名Morella rubra
英名Chinese bayberry
原産地中国中・南部〜日本の暖地
糖度の目安10〜13度(ふつう)
酸度の目安1〜1.5%(しっかり)
6月
主な産地高知・徳島

やまももの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

やまももがもっともおいしい時期は6月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

やまももの歴史と名前の由来

日本の暖かい地域の山に古くから自生してきた木で、中国では「楊梅」と呼ばれ2000年以上前から栽培されてきました。樹皮は「楊梅皮(ようばいひ)」として染料や薬に使われます。高知県では県の花、徳島県では県の木に指定されており、郷土の果物として親しまれています。

やまももの主な産地

高知県と徳島県が主産地です。世界では中国の浙江省などが大産地です。

やまももの主な品種

  • 瑞光 高知県の大粒品種
  • 森口 高知県の代表的な大粒品種
  • 阿波錦 徳島県の品種

おいしいやまももの選び方

色が濃く、粒がふっくらして汁が出ていないもの。

やまももの保存方法

冷蔵して当日中に。食べる前に塩水に浸けると虫が出てくる。

やまももの主な栄養成分

カリウムアントシアニン

やまももの各国語の名前

yamamomo/Chinese bayberry(英)・杨梅(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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