デーツ(なつめやし)(棗椰子)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

熱帯果実6/17

世界樹の書庫 くだもの図鑑

デーツ(なつめやし)

デーツ(なつめやし)(Date)の姿と断面

ナツメヤシの実を干したもので、干し柿のようなねっとりした食感と濃厚な甘さがあります。日本では主にドライフルーツとして流通し、ウスターソースなどの原料にも使われています。

デーツ(なつめやし)の基本データ

分類ヤシ科 ナツメヤシ属 (熱帯果実)
学名Phoenix dactylifera
英名Date
原産地メソポタミア〜アラビア半島
糖度の目安60〜75度(とても高い)
酸度の目安0.2〜0.5%(穏やか)
国産はほぼ流通しない
主な産地輸入(イラン・UAE・チュニジアなど)

糖度は乾燥品の目安です(生果はこれより低い)。目盛りを超えるため糖酸マップには含まれていません。

デーツ(なつめやし)の旬はいつ?

123456789101112

斜線=輸入品が出回る時期

デーツ(なつめやし)は国産がほとんど流通せず、輸入品が一年を通して出回ります。

デーツ(なつめやし)の歴史と名前の由来

メソポタミアで5000年以上前から栽培されてきた、人類最古級の果樹のひとつです。乾燥に強く保存がきくため、砂漠の民の主食として欠かせない存在でした。イスラム教の断食月(ラマダン)には、日没後にまずデーツを食べて断食を解く習慣があります。雌雄異株で、古代から人の手で受粉が行われてきました。

デーツ(なつめやし)の主な産地

国産はありません。世界ではエジプト、サウジアラビア、イラン、アルジェリアが主産地です。

デーツ(なつめやし)の主な品種

  • マジョール(メジュール) 大粒で柔らかく「デーツの王様」と呼ばれる
  • デグレットノール やや小粒で半乾燥タイプ。製菓向き
  • サイヤー イラン産に多い柔らかい品種

おいしいデーツ(なつめやし)の選び方

ツヤがあり、しっとり柔らかいもの。

デーツ(なつめやし)の保存方法

密閉して冷暗所または冷蔵で保存。

デーツ(なつめやし)の主な栄養成分

食物繊維カリウム

デーツ(なつめやし)の各国語の名前

datte(仏)・Dattel(独)・dattero(伊)・dátil(西)・椰枣(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

タイトルとURLをコピーしました