きんかん(金柑)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

柑橘類6/22

世界樹の書庫 くだもの図鑑

きんかん

きんかん(Kumquat)の姿と断面

皮ごと食べられる小さな柑橘。皮が甘く、果肉には酸味があります。昔から喉によいとされ、甘露煮にもされます。

きんかんの基本データ

分類ミカン科 キンカン属 (柑橘類)
学名Fortunella spp.(Citrus japonica)
英名Kumquat
原産地中国南部
糖度の目安14〜18度(高め)
酸度の目安0.5〜1.5%(しっかり)
1月・2月
主な産地宮崎・鹿児島

きんかんの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産)

きんかんがもっともおいしい時期は1月・2月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

きんかんの歴史と名前の由来

中国南部原産で、日本へは古くから伝わっていたとされますが、現在の主力「ニンポウキンカン(寧波金柑)」には面白い伝来話があります。1826年に中国浙江省の商船が静岡県の清水港に避難寄港した際、乗組員がお礼として砂糖漬けのきんかんを贈り、その種をまいたのが始まりとされています。

きんかんの主な産地

宮崎県が国内の約6〜7割、鹿児島県が約2〜3割を占めます。

きんかんの主な品種

  • ニンポウキンカン 寧波金柑。生食用の主力品種
  • 完熟きんかん「たまたま」 宮崎県のブランド。樹上で完熟させ、糖度16度以上などの基準を満たしたもの

おいしいきんかんの選び方

皮にツヤと張りがあり、色が濃いもの。

きんかんの保存方法

ポリ袋に入れて冷蔵。

きんかんの主な栄養成分

ビタミンCヘスペリジン(皮)

きんかんの各国語の名前

kumquat(英・仏・独)・金橘(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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