ラズベリー(木苺)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

漿果類11/11

世界樹の書庫 くだもの図鑑

ラズベリー

ラズベリー(Raspberry)の姿と断面

欧米で人気のキイチゴの仲間。甘酸っぱく香りがよく、ジャムや製菓に多用されます。国産は少なく、生果・冷凍ともに輸入品が中心です。

ラズベリーの基本データ

分類バラ科 キイチゴ属 (漿果類)
学名Rubus idaeus
英名Raspberry
原産地ヨーロッパ〜西アジア
糖度の目安8〜11度(控えめ)
酸度の目安1.2〜2.2%(強い)
6月・7月
主な産地輸入(アメリカ・メキシコ)中心、国産は少量

ラズベリーの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産) 斜線=輸入品が出回る時期

ラズベリーがもっともおいしい時期は6月・7月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

ラズベリーの歴史と名前の由来

学名のidaeusは、小アジア(現在のトルコ)のイダ山にちなむもので、古代ギリシャ・ローマの時代から野生の実が採集されていました。イギリスでは17世紀に多くの品種が作られ、19世紀には北アメリカでも改良が進みました。日本には明治時代に導入されましたが、高温多湿に弱く、国内生産はごくわずかです。

ラズベリーの主な産地

国産は北海道・岩手・長野などの冷涼地でわずかに作られる程度です。世界ではロシアが最大で、メキシコ、セルビア、ポーランドが続きます。

ラズベリーの主な品種

  • 赤ラズベリー 最も一般的な赤い品種群
  • ゴールデンラズベリー 黄色い果実で酸味が穏やか
  • ヘリテージ 夏と秋に収穫できる二季なり品種

おいしいラズベリーの選び方

粒が崩れておらず、色が鮮やかでカビのないもの。

ラズベリーの保存方法

非常に傷みやすいので冷蔵して当日〜翌日に。冷凍保存も可能。

ラズベリーの主な栄養成分

食物繊維ビタミンC

ラズベリーの各国語の名前

framboise(仏)・Himbeere(独)・lampone(伊)・frambuesa(西)・树莓(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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