パイナップル(鳳梨)|旬・糖度・品種・歴史がわかる果物図鑑

熱帯果実10/17

世界樹の書庫 くだもの図鑑

パイナップル

パイナップル(Pineapple)の姿と断面

収穫後は追熟しない(甘くならない)果物。タンパク質分解酵素ブロメラインを含み、肉を柔らかくする働きがあります。国産は沖縄県が主産地です。

パイナップルの基本データ

分類パイナップル科 アナナス属 (熱帯果実)
学名Ananas comosus
英名Pineapple
原産地南アメリカ(ブラジル南部〜パラグアイ)
糖度の目安12〜18度(高め)
酸度の目安0.4〜1%(穏やか)
6月・7月
主な産地沖縄(輸入はフィリピン)

生のままゼラチンのゼリーに入れると固まりにくい。食べると舌がピリピリすることがある。

パイナップルの旬はいつ?

123456789101112

濃い色=最盛期 薄い色=出回り期(国産) 斜線=輸入品が出回る時期

パイナップルがもっともおいしい時期は6月・7月です。産地や品種、栽培方法によって前後します。

パイナップルの歴史と名前の由来

1493年、コロンブスの2回目の航海で西インド諸島にて見いだされ、その後ヨーロッパの王侯貴族のあこがれの果物になりました。名前は「松かさ(pine cone)のような形で、りんご(apple)のように甘い」ことに由来します。日本には1845年頃にオランダ船で長崎に伝わり、明治以降に小笠原や沖縄で栽培が始まりました。

パイナップルの主な産地

国産は沖縄県がほぼ100%で、石垣島・西表島・沖縄本島北部が主産地です。輸入品の大半はフィリピン産。世界ではフィリピン、コスタリカ、インドネシア、ブラジル、中国が主産地です。

パイナップルの主な品種

  • スムースカイエン 世界で最も多く栽培される品種
  • MD-2 輸入品に多い黄色果肉の甘い品種(ゴールデンパインなど)
  • ゴールドバレル 沖縄県の高糖度品種。酸味が少ない
  • ボゴール 手でちぎって食べられる「スナックパイン」
  • ピーチパイン 果肉が白っぽく、桃のような香り

おいしいパイナップルの選び方

葉が緑色で生き生きしていて、ずっしり重く、甘い香りがするもの。

パイナップルの保存方法

丸ごとなら冷蔵庫の野菜室へ。カットしたら密閉容器で冷蔵し早めに。

パイナップルの主な栄養成分

ビタミンB1ビタミンCブロメライン(酵素)

パイナップルの各国語の名前

ananas(仏・独・伊)・piña(西)・菠萝/凤梨(中)

糖度はBrix値、酸度は滴定酸度のおおよその目安です。品種・熟度・産地・収穫時期によって変わります。産地の順位は近年の統計にもとづく概数です。

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