加糖卵黄|成分・性質・製菓での使い方がわかる食材図鑑

鶏卵4/7

世界樹の書庫 食材図鑑 鶏卵の巻

加糖卵黄

左:加糖卵黄の姿 右:ルーペで見た卵黄に溶けていく砂糖

卵黄に砂糖を約20%加えた業務用の原料。冷凍で長く保存できる。

基本データ

読みかとうらんおう
英名Sugared egg yolk
仏名jaune d’œuf sucré
分類鶏卵の巻
種類加工卵(加糖卵)
主成分たんぱく質12.1g・脂質23.9g・炭水化物20.7g(加えた砂糖)
水分42.0g(100gあたり)
サイズ・形液状(主に冷凍で流通)
エネルギー327kcal/100g

卵黄に砂糖を約20%加えたもの。卵黄は凍らせるとゲル化して戻らないが、砂糖を加えると防げるので、冷凍で長く保存できる。殺菌の温度は、20%加糖の卵黄で65.0℃(加えない卵黄は61℃)。砂糖が入ると、殺菌に必要な温度が上がる。

お菓子の中での役割

  • 乳化させる
  • コクを出す
  • 色をつける

製菓での使い方

洋菓子店や工場で、カスタードやアイスクリームに使う業務用の原料。配合の砂糖から、加糖卵黄に入っている砂糖の分を引く。たとえば加糖卵黄100gは、卵黄約80g+砂糖約20g。

代わりに使うなら

卵黄+砂糖(上の割合)。

選び方

砂糖の割合は製品の表示で確かめる。

保存方法

冷凍品は−15℃以下。とかしたら冷蔵(8℃以下)して早めに使う。

歴史と名前の由来

冷凍で流通させるために、卵黄の性質に合わせて作られた業務用の原料。

気をつけることアレルギー表示は「卵」。

同じ加工卵の仲間

ほかの卵と並べて比べたいときは、食材図鑑(鶏卵の巻)へ。