乾燥卵白|成分・性質・製菓での使い方がわかる食材図鑑

鶏卵5/7

世界樹の書庫 食材図鑑 鶏卵の巻

乾燥卵白

左:乾燥卵白の姿 右:ルーペで見た粉のようす

液卵白から糖を取り除いて粉にしたもの。マカロンやメレンゲの泡を安定させる。

基本データ

読みかんそうらんぱく
英名Dried egg white
仏名blanc d’œuf en poudre
分類鶏卵の巻
種類加工卵(乾燥卵)
主成分たんぱく質86.5g・脂質0.4g・炭水化物0.2g
水分7.1g(100gあたり)
サイズ・形粉末(顆粒の製品もある)
エネルギー350kcal/100g

液卵白の糖(ブドウ糖)を酵母・酵素・細菌で取り除き(脱糖)、噴霧乾燥などで粉にする。脱糖するのは、保存中にメイラード反応で茶色くなったり、においが出たりするのを防ぐため。乾燥後にしばらく温めておく「乾熱処理」で、固まる力や泡立ちを高めた製品もある。たんぱく質の量で比べると、乾燥卵白1gは生の卵白約8.5g分(八訂の値から計算)。

お菓子の中での役割

  • 泡を安定させる
  • 泡立てて膨らませる

製菓での使い方

マカロンやメレンゲに少し足すと、たんぱく質が濃くなって泡が安定する(教科書)。生の卵白を使わずにグラスロワイヤル(アイシング)を作れる。戻す水の量はメーカーの表示に従う。

代わりに使うなら

生の卵白。

選び方

原材料が卵白だけのものと、砂糖などを加えた「メレンゲパウダー」のような製品がある。原材料表示で確かめる。

保存方法

湿気を避け、密閉する。開封後の保存はメーカーの表示に従う。

歴史と名前の由来

保存と輸送のために作られた業務用の原料。乾燥卵の作り方には噴霧乾燥・平皿乾燥・凍結乾燥がある(教科書)。

気をつけることアレルギー表示は「卵」。

同じ加工卵の仲間

ほかの卵と並べて比べたいときは、食材図鑑(鶏卵の巻)へ。