和三盆|成分・性質・製菓での使い方がわかる食材図鑑

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世界樹の書庫 食材図鑑 糖類の巻

和三盆

左:和三盆の姿 右:ルーペで見た粒のようす

上品でまろやかな甘さと、口どけの良さが特徴。型で押し固める干菓子(打ち物)の主役。

基本データ

読みわさんぼん
英名Wasanbon
分類糖類 › 砂糖
種類含蜜糖
主成分ショ糖が主体。わずかに糖蜜の成分を残す
水分少ない
粒・形非常に細かい
エネルギー約390kcal/100g

淡いクリーム色で、口に入れるとすっと溶ける。

お菓子の中での役割

  • 甘みをつける
  • 口どけをよくする
  • 香りをつける

製菓での使い方

上品でまろやかな甘さと、口どけの良さが特徴。型で押し固める干菓子(打ち物)の主役。近年は、ポルボロンやロールケーキなど、洋菓子にも使われている。

代わりに使うなら

粉糖で見た目は近づけられるが、風味と口どけは再現できない。

選び方

香川県産の「讃岐和三盆」と、徳島県産の「阿波和三盆」がある。

保存方法

湿気を吸うと固まるので、密閉して保存する。

歴史と名前の由来

香川と徳島で、在来種のさとうきび「竹糖(ちくとう)」から作られる。水を加えて手で練る「研ぎ」と、重しで蜜を抜く作業を何度も繰り返す、手間のかかる製法。18世紀に製法が確立した。名前は「お盆の上で3回研いだから」という説があるが、はっきりしない。

気をつけること生産量が少なく高価。似た名前の「和三盆風」の製品と区別する。

同じ含蜜糖の仲間

ほかの砂糖と色や粒の大きさを並べて比べたいときは、食材図鑑(糖類の巻)へ。

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