凍結卵|成分・性質・製菓での使い方がわかる食材図鑑

鶏卵7/7

世界樹の書庫 食材図鑑 鶏卵の巻

凍結卵

左:凍結卵の姿 右:ルーペで見た凍った液卵と氷の結晶

液卵を急速に凍らせた業務用の卵。長く保存できる。

基本データ

読みとうけつらん
英名Frozen egg
仏名œuf congelé
分類鶏卵の巻
種類加工卵(凍結卵)
主成分中身は全卵・卵黄・卵白と同じ(加糖・加塩した製品は除く。成分表に項目はない)
水分中身に合わせる
サイズ・形凍った液卵(缶・袋・紙パックなど)
エネルギー全卵なら142kcal/100gが目安

液卵を急速に凍らせたもの(教科書)。殺菌したものと、していないものがある。卵黄は凍らせるとゲル化して戻らないため、卵黄を含む製品には、砂糖や塩を加えたもの(加糖卵黄・加糖全卵など)がある。卵白は凍らせても、とかせば泡立てられる。

お菓子の中での役割

  • 泡立てて膨らませる
  • つなぐ
  • 固める

製菓での使い方

洋菓子店・製パン工場などで、殻付き卵の代わりに使う。長く保存できるので、仕入れの量や卵の値段の波をならせる。

代わりに使うなら

殻付きの卵、または冷蔵の殺菌液卵。

選び方

殺菌済みか未殺菌か、加糖・加塩か、どの部分(全卵・卵黄・卵白)かを表示で確かめる。

保存方法

−15℃以下(食品衛生法の規格)。とかすときは冷蔵庫か流水で、とかしたら8℃以下で保存して早めに使う。とかしたものを凍らせ直さない。

歴史と名前の由来

業務用の原料。液卵とともに、卵を割る手間と殻の廃棄を減らすために広まった。

気をつけることアレルギー表示は「卵」。未殺菌のものは、食べる前に加熱殺菌が要る。

同じ加工卵の仲間

ほかの卵と並べて比べたいときは、食材図鑑(鶏卵の巻)へ。