黒糖|成分・性質・製菓での使い方がわかる食材図鑑

砂糖8/18

世界樹の書庫 食材図鑑 糖類の巻

黒糖

左:黒糖の姿 右:ルーペで見た粒のようす

強いコクと独特の香りがある。かりんとう、黒糖蒸しパン、麩菓子などの和菓子、ラムレーズンやスパイスを使った焼き菓子にもよく合う。

基本データ

読みこくとう
英名Kokuto (non-centrifugal cane sugar)
分類糖類 › 砂糖
種類含蜜糖
主成分ショ糖 約75〜85%。転化糖、ミネラル(カリウム・カルシウム・鉄など)を含む
水分約4〜5%
粒・形かたまり状・粉末状
エネルギー約350kcal/100g

さとうきびの搾り汁を、蜜を分けずにそのまま煮詰めて固めたもの。

お菓子の中での役割

  • 甘みをつける
  • コクを出す
  • 色をつける
  • 香りをつける
  • しっとりさせる

製菓での使い方

強いコクと独特の香りがある。かりんとう、黒糖蒸しパン、麩菓子などの和菓子、ラムレーズンやスパイスを使った焼き菓子にもよく合う。転化糖や水分が多いので、生地がしっとり仕上がり、焼き色が濃くなる。

代わりに使うなら

風味が強いため、ほかの砂糖と同じ量で置き換えると味が大きく変わる。

選び方

かたまりの場合は、色つやがよく、しっとりしているもの。

保存方法

湿気を吸うとべたつき、乾くと固くなるので、しっかり密閉する。

歴史と名前の由来

沖縄では17世紀の初めごろ、儀間真常(ぎましんじょう)が中国から製法を伝えたとされる。業界のルール(公正競争規約)では、さとうきびの搾り汁だけで作ったものだけを「黒糖」と表示できる。沖縄の8つの離島で主に生産されている。

気をつけること水分が多いぶん傷みやすく、ほかの砂糖より保存に気をつける。

同じ含蜜糖の仲間

ほかの砂糖と色や粒の大きさを並べて比べたいときは、食材図鑑(糖類の巻)へ。

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