コンテ|タイプ・産地・お菓子での使い方がわかるチーズ図鑑

ハード2/4

世界樹の書庫 チーズ図鑑 ハード

コンテ

左:コンテの姿 右:ルーペで見た切り口(イメージ)

ジュラの村々で、乳を持ち寄って作る大きなチーズ。グジェールにも使う。

基本データ

読みこんて
原語名Comté(仏)
タイプハード
国・地域フランス(ジュラ)
乳牛(生乳)
固め方凝乳酵素
熟成120日(4か月)以上(18か月以上のものも)
かたさ4(かたい)
原産地呼称原産地呼称は1952年から(INAO)。産地はアン・ドゥー・ジュラ・ソーヌ=エ=ロワール県(デパルトマン)などの市町村。牛の生乳で、モンベリアード種かフランス・シンメンタール種

教科書(製菓理論の統合資料)はセミハードとするので、資料によって分け方が違う。

加熱して押し固めるハードチーズ。32〜45kg。乾物中の脂肪45〜54%。

成分の目安(100gあたり)

エネルギー約417kcal
水分約31.5g
たんぱく質約28.1g
脂質約34g
炭水化物0g
カルシウム約909mg
食塩相当量約1.4g

出どころ:フランスの成分表(Ciqual 2013)。製品や熟成の長さで差があります。

製菓での使い方

すりおろしてシュー生地に混ぜる(グジェール)。焼くとよく溶け、香ばしくなる。

代わりに使うなら

グリュイエールと互いに代えられる。

このチーズを使った有名なお菓子

  • グジェールフランス・ブルゴーニュチーズを混ぜたシュー生地を焼く、甘くないシュー。

保存方法

冷蔵。切り口を包む。

歴史と名前の由来

「フルウティエール」という村の共同のチーズ小屋で、農家が乳を持ち寄って大きなチーズを作る。その習いは13世紀からとされる。今、フランスでいちばん多く作られる原産地呼称のチーズ。

気をつけること乳はアレルギー表示の特定原材料(義務)。農林水産省は、加熱殺菌していない乳で作ったナチュラルチーズなどで、海外でリステリア菌による食中毒が起きているとして、妊娠中の人は食べるのを避けるよう呼びかけている。殺菌しているかどうかは、表示で確かめる。決まりで、生乳だけで作る。

同じハードの仲間

ほかのチーズと並べて比べたいときは、チーズ図鑑へ。

出典:INAO(コンテのページ・単一文書の案)、Wikipedia(Gougère)、Ciqual 2013、農林水産省