マト|タイプ・産地・お菓子での使い方がわかるチーズ図鑑

フレッシュ10/11

世界樹の書庫 チーズ図鑑 フレッシュ

マト

左:マトの姿 右:ルーペで見た切り口(イメージ)

塩を加えない、ほんのり甘いカタルーニャのフレッシュチーズ。はちみつをかけてデザートにする。

基本データ

読みまと
原語名Mató(カタルーニャ語)
タイプフレッシュ
国・地域スペイン(カタルーニャ)
乳牛・山羊・羊(資料で違う)
固め方酸と熱(凝乳酵素のものもある)
熟成熟成させない
かたさ1(とてもやわらかい)
原産地呼称なし(EUの登録は見当たらない)

乳を温め、レモン汁などの酸、凝乳酵素、あるいはアザミの花で固め、布でこす。塩を加えず、やわらかく、ほんのり甘い。今の製品は、ほとんど加熱殺菌した乳で作る。

成分の目安(100gあたり)

公的な成分表に値がない。

製菓での使い方

はちみつをかけて、そのままデザートに。クルミをそえることが多い。ジャムをのせたり、フランや包み揚げの中身にもする。

代わりに使うなら

塩けの少ないリコッタ。

このチーズを使った有名なお菓子

  • メル・イ・マトスペイン・カタルーニャ「はちみつとマト」の意味。カタルーニャを代表するデザートとされる。

料理での使い方

サラダにも使う。

保存方法

冷蔵。塩を加えないので、特に日持ちしない。

歴史と名前の由来

14世紀のカタルーニャの料理書『セン・ソビ』に出てくる。中世によく食べられ、オレンジの花の香りをつけることもあったとされる。モンセラットに近い村のマトが有名。昔は山羊や羊の乳が多かったとされる。

気をつけること乳はアレルギー表示の特定原材料(義務)。農林水産省は、加熱殺菌していない乳で作ったナチュラルチーズなどで、海外でリステリア菌による食中毒が起きているとして、妊娠中の人は食べるのを避けるよう呼びかけている。殺菌しているかどうかは、表示で確かめる。

同じフレッシュの仲間

ほかのチーズと並べて比べたいときは、チーズ図鑑へ。

出典:Wikipedia(Mató)、Gastronosfera、農林水産省