食品学 第15章:直前総まとめ

第15章

食品学 総まとめ

直前総まとめ

はじめに

本章は、試験の直前に食品学の全体を短時間で見直すためのまとめである。新しい内容は加えず、第1章から第14章までの要点を、数値、まぎらわしい用語、対応表、ひっかけ問題の4つの形に整理し直した。

食品学の出題は、「数値を正確に覚えているか」「似た言葉を区別できるか」「食品と成分の組み合わせを知っているか」の3つに集約される。表を上から順に、隠しながら答えていく使い方をすすめる。詳しく確認したい項目は、括弧内の章に戻って読み直してほしい。

1. 数値の一覧

1-1. 食品の成分と性質

項目数値章
アトウォーター係数炭水化物 4・たんぱく質 4・脂質 9 kcal/g(水分は0)1
日本食品標準成分表の食品群18群(八訂 増補2023年)1
成分表の値の単位可食部100gあたり1
水分活性の最大値1.00(純水)2
ほとんどの微生物が増殖できない水分活性0.60未満2
増殖できる水分活性の下限細菌 約0.90、酵母 約0.88、カビ 約0.802
中間水分食品水分活性 約0.65〜0.852
多くの細菌の至適pH7付近(中性)2
うるち米のでんぷんアミロース約20%・アミロペクチン約80%3・6
もち米のでんぷんアミロペクチンほぼ100%3・6
でんぷんが老化しやすい条件水分30〜60%、温度0〜5℃3
カゼインの等電点pH4.6付近3・10
メイラード反応が最も進む水分活性約0.6〜0.85
カラメル化(ショ糖)約160℃を超えると進む5

1-2. 個々の食品

項目数値章
小麦粉の炭水化物約70〜75%6
強力粉・薄力粉のたんぱく質(目安)強力粉 約11.5〜13%、薄力粉 約6.5〜9%6
大豆(乾)たんぱく質約34%・脂質約20%、でんぷんほぼなし7
あずき(乾)炭水化物約60%、たんぱく質約20%7
くるみ(いり)の脂質約69%(くりは約0.5%)7
緑黄色野菜の基準カロテン600μg以上(100gあたり)8
ペクチンのゲル化(高メトキシル)糖約55〜65%以上、pH約3前後8
卵の重量の割合卵殻:卵白:卵黄 = 1:6:39
卵白の水分・卵黄の脂質卵白の水分約88%、卵黄の脂質約34%9
オボアルブミン卵白たんぱく質の約54%9
卵の凝固開始温度卵白 約60℃、卵黄 約65℃9
普通牛乳水分87.4、たんぱく質3.3、脂質3.8、炭水化物4.8(g/100g)10
牛乳のたんぱく質カゼイン約80%・乳清たんぱく質約20%10

1-3. 規格・基準

項目数値章
牛乳無脂乳固形分8.0%以上・乳脂肪分3.0%以上10
低脂肪牛乳乳脂肪分0.5%以上1.5%以下10
無脂肪牛乳乳脂肪分0.5%未満10
クリーム乳脂肪分18.0%以上10
バター乳脂肪分80.0%以上・水分17.0%以下10
アイスクリーム乳固形分15.0%以上・うち乳脂肪分8.0%以上10
アイスミルク乳固形分10.0%以上・うち乳脂肪分3.0%以上10
ラクトアイス乳固形分3.0%以上10
マーガリン油脂80%以上(80%未満はファットスプレッド)10
牛乳の殺菌(乳等命令)63℃で30分間、または同等以上10
超高温瞬間殺菌120〜150℃で1〜3秒10
冷蔵0〜10℃12
冷凍食品の保存基準(食品衛生法)−15℃以下(国際規格・業界の基準は−18℃以下)12
最大氷結晶生成帯約−1〜−5℃12
低酸性の缶詰・レトルトの殺菌中心部120℃で4分間、または同等以上12
酒類アルコール分1度以上11

1-4. 表示と社会

項目数値章
食品表示法の施行平成27年(2015年)4月1日13
特定原材料(表示義務)9品目13
特定原材料に準ずるもの(表示推奨)20品目13
栄養成分表示の義務項目5項目13
遺伝子組換え表示の対象9農産物・33加工食品群13
「カロリーゼロ」の基準100gあたり5kcal未満13
「糖類ゼロ」の基準100gあたり0.5g未満13
栄養機能食品の対象ビタミン13種類・ミネラル6種類・n-3系脂肪酸13
カロリーベース総合食料自給率37%(令和7年度)14
生産額ベース総合食料自給率66%(令和7年度)14
摂取熱量ベース食料自給率45%(令和7年度)14
小麦の自給率約16%14
昭和40年度のカロリーベース自給率73%14

2. まぎらわしい用語の整理

2-1. 食品の機能

用語意味
一次機能栄養機能(栄養素の供給)
二次機能嗜好機能(色・味・香り・食感)
三次機能生体調節機能(体の調子を整える)

2-2. 水

用語違い
自由水動ける。0℃で凍る。蒸発する。微生物が利用できる
結合水動けない。凍りにくい。蒸発しにくい。微生物は利用できない

2-3. 糖とでんぷん

用語違い
還元糖単糖類、麦芽糖、乳糖。メイラード反応を起こす
非還元糖ショ糖、トレハロース
アミロース直鎖。ヨウ素で青。老化しやすい
アミロペクチン枝分かれ。ヨウ素で赤紫。粘りが強い
グリコーゲン動物の貯蔵多糖。アミロペクチンより枝分かれが多い
糊化(α化)水と熱で、でんぷんがやわらかく粘りが出る
老化(β化)糊化したでんぷんが再びかたくなる
デキストリン化水なしで高温加熱し、でんぷんが分解される

2-4. 褐変

用語違い
酵素的褐変ポリフェノールオキシダーゼ。メラニン。りんごの切り口、紅茶
メイラード反応酵素なし。還元糖+アミノ化合物。メラノイジン。焼き色、みそ・しょうゆ
カラメル化酵素なし。糖だけを高温で加熱。カラメル

2-5. 変質

用語違い
腐敗微生物がたんぱく質を分解。悪臭・有害物質
変敗微生物などが炭水化物・脂質を変化させる
酸敗油脂が酸化・加水分解して劣化する
発酵微生物の働きで有用なものができる
自己消化食品自身の酵素で分解される(肉の熟成)

2-6. 色素と色の変化

用語違い
アントシアニン水溶性。酸性で赤、アルカリ性で青
フラボノイド水溶性。アルカリ性で黄
クロロフィル脂溶性。中心にマグネシウム。酸で黄褐色(フェオフィチン)
カロテノイド脂溶性。黄〜赤。熱に比較的強い
オキシミオグロビン肉が空気にふれた鮮赤色
メトミオグロビン時間がたった肉の褐色
メトミオクロモーゲン加熱した肉の灰褐色
ニトロソミオクロモーゲンハム・ソーセージの桃赤色

2-7. 味の相互作用

用語違い
対比効果少量の別の味で、主の味が強まる(おしるこに塩)
抑制効果一方の味で、もう一方が弱まる(コーヒーに砂糖)
相乗効果同系統の味を合わせてはるかに強まる(こんぶ+かつお節)
変調効果前に食べたものの影響で味が変わる(歯みがきのあとのみかん)

2-8. いも・穀類・食品の分類

用語違い
塊根根が肥大。さつまいも
塊茎地下の茎が肥大。じゃがいも、さといも、こんにゃくいも
強力粉・薄力粉の区別たんぱく質の量
特等・1等・2等の区別灰分の量
グリアジン粘着性・伸展性
グルテニン弾力性
仁果類りんご、なし、びわ
核果類もも、うめ、さくらんぼ
準仁果類かき、柑橘類
漿果類ぶどう、いちじく、キウイフルーツ

2-9. エマルション

用語違い
水中油滴型(O/W型)牛乳、生クリーム、マヨネーズ
油中水滴型(W/O型)バター、マーガリン

2-10. 糖の種類

用語違い
分蜜糖糖蜜を分ける。グラニュー糖、上白糖、三温糖、白双糖
含蜜糖糖蜜を分けない。黒糖、和三盆
グラニュー糖さらさら。純度が高い
上白糖転化糖液でしっとり。焼き色がつきやすい

2-11. 保存

用語違い
急速凍結氷の結晶が小さい。ドリップが少ない
緩慢凍結氷の結晶が大きい。ドリップが多い
噴霧乾燥霧状にして乾かす(粉乳)
真空凍結乾燥凍らせて減圧し、氷を昇華させる。復元性がよい
脱酸素剤酸素を吸収(カビ・酸化を防ぐ)
乾燥剤湿気を吸収(しけを防ぐ)

2-12. 表示と保健機能食品

用語違い
消費期限安全に食べられる期限。劣化が速い食品
賞味期限おいしく食べられる期限。劣化が遅い食品
特定保健用食品消費者庁長官の許可
機能性表示食品消費者庁長官への届出
栄養機能食品許可も届出も不要(自己認証)
特別用途食品消費者庁長官の許可(健康増進法)

2-13. 食料自給率

用語違い
品目別自給率重量で計算
カロリーベース熱量で計算(37%)
生産額ベース金額で計算(66%)
摂取熱量ベース平時に必要な摂取熱量が分母(45%)。令和7年に新設
食料国産率輸入飼料の分を差し引かない

3. 対応表

3-1. 色素と食品

色素食品
β-カロテンにんじん、かぼちゃ
リコピントマト、すいか
ルテイン卵黄
カプサンチン赤唐辛子、パプリカ
アスタキサンチンえび、かに、さけ
β-クリプトキサンチン温州みかん
クロロフィル青菜、抹茶、ピスタチオ
アントシアニンなす(ナスニン)、黒豆、しそ、いちご、ぶどう
フラボノイド玉ねぎ(ケルセチン)、そば(ルチン)、みかん(ヘスペリジン)
クロシンサフラン、くちなし
テアフラビン紅茶
フィコエリトリンのり

3-2. 味の成分と食品

成分食品
グルタミン酸こんぶ、トマト
イノシン酸かつお節、肉、魚
グアニル酸干ししいたけ
コハク酸貝類
カフェイン茶、コーヒー
テオブロミンカカオ
ナリンギングレープフルーツ
フムロンビール
カプサイシン唐辛子
ピペリンこしょう
アリルイソチオシアネートわさび、からし
ジンゲロールしょうが
タンニン(カテキン)茶、渋柿
ホモゲンチジン酸たけのこ
テアニン玉露、抹茶(うま味)

3-3. 香りの成分と食品

成分食品
リモネン柑橘類
酢酸イソアミルバナナ
γ-ウンデカラクトンもも
バニリンバニラ
シンナムアルデヒドシナモン
ベンズアルデヒド杏仁、アーモンド
クマリン桜の葉(塩漬け)
マツタケオール、ケイ皮酸メチルまつたけ(別の物質)
レンチオニン干ししいたけ
ジアセチル発酵バター、ヨーグルト
トリメチルアミン魚の生臭さ
メントールハッカ

3-4. 酵素と働き

酵素働き・食品
アミラーゼでんぷんを分解(さつまいも、やまのいも、だいこん、麦芽)
プロテアーゼたんぱく質を分解(肉の熟成)
リパーゼ脂質を分解
ポリフェノールオキシダーゼ酵素的褐変
チロシナーゼじゃがいもの褐変
インベルターゼショ糖をブドウ糖と果糖に分解(転化糖)
キモシン(レンネット)カゼインを凝固(チーズ)
ブロメラインパイナップル
アクチニジンキウイフルーツ
パパインパパイヤ
フィシンいちじく

3-5. 微生物と食品

微生物食品
こうじかび清酒、みそ、しょうゆ、みりん
青かびブルーチーズ
白かびカマンベール
かつお節かびかつお節
酵母パン、清酒、ビール、ワイン
乳酸菌ヨーグルト、チーズ、漬物
酢酸菌食酢
納豆菌納豆

3-6. たんぱく質と食品

たんぱく質食品
グリアジン・グルテニン小麦
オリゼニン米
ツェインとうもろこし
ホルデイン大麦
グリシニン大豆
オボアルブミン卵白
カゼイン牛乳
ミオシン・アクチン筋肉
ミオグロビン筋肉の色
コラーゲン皮・骨・すじ(加熱でゼラチン)

3-7. 多糖類と原料

多糖類原料
寒天てんぐさ、おごのり(紅藻)
カラギーナンすぎのり、つのまた(紅藻)
アルギン酸こんぶ、わかめ(褐藻)
グルコマンナンこんにゃくいも
ペクチン果実(りんご、柑橘の皮)
ガラクタンさといも(ぬめり)
キチンえび・かにの殻、きのこ
イヌリンごぼう
β-グルカン大麦、えん麦、きのこ

3-8. 菓子に使う洋酒

洋酒原料
ブランデーぶどう
カルヴァドスりんご
キルシュさくらんぼ
ラムさとうきび
グラン・マルニエ、コアントローオレンジ

4. 製菓とのつながり(振り返り)

食品学で学んだことは、菓子づくりのあらゆる場面につながっている。

菓子づくりの場面食品学の知識章
ジャム・ようかんが日持ちする砂糖が自由水を減らし、水分活性を下げる2
求肥がかたくなりにくい砂糖がでんぷんの老化を抑える3
紫いもの生地が青緑になるアントシアニンがアルカリで青くなる4
どら焼きの皮がこんがり色づく還元糖によるメイラード反応5
上新粉と白玉粉で食感が違ううるち米ともち米のでんぷんの違い6
あんがさらりとなめらかあん粒子がでんぷんを閉じこめる7
生のパイナップルでゼリーが固まらないプロテアーゼがゼラチンを分解する8
メレンゲに油が入ると泡立たない油脂が卵白の起泡を妨げる9
生クリームを泡立てすぎるとバターになるO/W型からW/O型への転相10
塩キャラメルがおいしい味の対比効果4・11
焼き菓子の袋に脱酸素剤と乾燥剤酸化・カビの防止と、吸湿の防止12
生菓子は消費期限、焼き菓子は賞味期限水分活性と劣化の速さ13
菓子の原料の多くは輸入小麦・油脂・カカオの自給率14

材料を「成分のかたまり」として見る目を持てば、配合を変えたときに何が起こるかを予測でき、失敗の原因も説明できるようになる。食品学は、試験のための暗記科目であると同時に、菓子づくりの理由を教えてくれる科目である。

試験対策:ひっかけ問題BEST20

試験に出る文です。正しい文(○)と間違った文(×)がまざっています。選んでから答えを確かめてください。

Q1結合水は、微生物の増殖に利用される

正しくは:微生物が利用できるのは自由水。(第2章)

Q2令和7年度のカロリーベース総合食料自給率は37%、生産額ベースは66%、摂取熱量ベースは45%である

この文のとおりです。⚠️ 自給率は毎年変わる。試験では「約4割」の傾向で判断する。

Q3ステンレス釜でつくったほしひじきの鉄は、鉄釜でつくったものより大幅に少ない

この文のとおりです。⚠️ 古い教材では「ひじきは鉄が非常に多い」とだけ書かれていることがある。

Q4ショ糖は還元糖である

正しくは:ショ糖は非還元糖。(第3章)

Q5アレルゲンの特定原材料(表示義務)は、えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生・カシューナッツの9品目である

この文のとおりです。⚠️ 古い教材では「7品目」「8品目」。くるみは令和5年3月、カシューナッツは令和8年4月に追加された。

Q6牛乳の固形分で最も多いのはたんぱく質である

正しくは:最も多いのは乳糖。(第10章)

Q7大豆はでんぷんを多く含むため、あんの原料になる

正しくは:大豆はでんぷんをほとんど含まない。(第7章)

Q8もち米のでんぷんは、アミロース約20%を含む

正しくは:それはうるち米。もち米はほぼアミロペクチン100%。(第3章・第6章)

Q9日本のカロリーベース総合食料自給率は約60%である

正しくは:カロリーベースは約4割弱(37%)。約6割台なのは生産額ベース(66%)。(第14章)

Q10特定保健用食品は、消費者庁長官への届出で販売できる

正しくは:特定保健用食品は許可。届出は機能性表示食品。(第13章)

Q11メイラード反応は酵素的褐変で、メラニンが生じる

正しくは:メイラード反応は非酵素的褐変で、メラノイジンが生じる。(第5章)

Q12アントシアニンは、酸性で青色、アルカリ性で赤色になる

正しくは:逆。酸性で赤、アルカリ性で青。(第4章)

Q13水分活性が高いほど、微生物は増殖しにくい

正しくは:水分活性が低いほど増殖しにくい。(第2章)

Q14寒天は、褐藻類のこんぶからつくられるたんぱく質である

正しくは:寒天は紅藻類(てんぐさ・おごのり)からつくられる炭水化物。(第8章)

Q15日本で放射線照射が認められているのは、香辛料の殺菌である

正しくは:認められているのはじゃがいもの発芽防止だけ。(第12章)

Q16食品の二次機能は、生体調節機能である

正しくは:二次機能は嗜好機能。生体調節機能は三次機能。(第1章)

Q17機能性表示食品では、令和6年9月から健康被害の情報の報告が義務づけられた

この文のとおりです。

Q18食品衛生法の冷凍食品の保存基準は−15℃以下である

この文のとおりです。⚠️ 国際規格・業界の基準では−18℃以下。どちらを問われているかに注意する。

Q19新しい卵は、食塩水に入れると浮く

正しくは:新しい卵は沈む。(第9章)

Q20腐敗とは、食品自身の酵素で成分が分解されることである

正しくは:それは自己消化。腐敗は微生物によるたんぱく質の分解。(第5章)

Q21卵の重量の割合は、卵殻:卵白:卵黄=1:3:6である

正しくは:およそ1:6:3。(第9章)

Q22遺伝子組換え表示の対象の農産物は、からしなを含む9品目である

この文のとおりです。⚠️ 古い教材では「8品目」。

Q23乳等省令は、令和6年4月から『乳等命令』に名称が変わった

この文のとおりです。(規格の数値は変わらない)

Q24紅茶の発酵は、微生物による発酵である

正しくは:茶葉自身の酸化酵素による酸化。(第5章・第11章)

Q25バターは水中油滴型(O/W型)のエマルションである

正しくは:バターは油中水滴型(W/O型)。(第10章)

Q26小麦粉の等級は、たんぱく質の量で分けられる

正しくは:等級は灰分の量。たんぱく質の量で分けるのは強力粉・薄力粉などの種類。(第6章)

Q27現在の日本食品標準成分表は2020年版(八訂)増補2023年で、エネルギーは組成にもとづく成分から計算されている

この文のとおりです。⚠️ 試験の計算問題は、アトウォーター係数(4・9・4)で答える。

Q28塩漬けや砂糖漬けは、自由水を増やして保存性を高める

正しくは:自由水を減らし、水分活性を下げる。(第2章・第12章)
結果:

まとめ

食品学は、食品の成分(第1〜5章)、種類(第6〜11章)、加工・保存・表示・需給(第12〜14章)の3つの柱からなる。

第一部では、食品の三つの機能、成分表の読み方、水分活性、炭水化物・たんぱく質・脂質の性質、色・味・香りの成分、褐変と変質のしくみを学んだ。第二部では、穀類、いも・豆・種実、野菜・果実・きのこ・藻類、肉・魚・卵、乳と油脂、砂糖・調味料・香辛料・嗜好飲料の特徴を、成分の知識と結びつけて学んだ。第三部では、発酵と保存の方法、食品表示と保健機能食品、食料自給率を学んだ。

試験の直前には、本章の数値の一覧とまぎらわしい用語の表を確認し、ひっかけ問題で「どこが入れかえられているか」を見抜く練習をしてほしい。特に、制度の改正によって答えが変わった項目(特定原材料9品目、遺伝子組換え9品目、乳等命令、食料自給率の最新値)は、古い問題集の答えをそのまま覚えないように注意する。

※ 本書は、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年、令和7年度の食料自給率(令和8年8月公表)、令和8年4月施行の改正食品表示基準にもとづいています。

タイトルとURLをコピーしました